Appleのインタビューを受けた話

Appleのインタビューを受けた話

外資IT企業のインタビューシリーズです。昔、Apple Japanのインタビューを受ける機会があったので、その時の内容を記事にまとめています。

はじめに


Appleは世界をリーディングし、iPhoneやMacなどで多くの日系サプライヤーとお付き合いがあるテクノロジー企業でもあり、一度は働いてみたいなと思っている会社の一つでした。

初めに言っておきますが、選考過程でNDA (秘密保持契約) の話は出なかったのですが、念のためにこの記事では具体的な質問内容などは一切触れませんので、予めご了承下さい。また、Appleについては(少なくともJapanは)、決まった形式のインタビュープロセスは無いように思います。やり方は採用するチーム次第にも感じています(コーディングテストの有無やテスト内容など)。


突然のリクルーターからのメッセージ


LinkedInのプロフィールをそれなりに書いているということもあり、会社問わずに新しい仕事に興味ない?というメールが良く来ます。LinkedInということもあり大抵は外資系企業なのですが、たまに日本企業もあったりして、転職を考えてない人でも市場動向とか自分の市場価値を知る上でも面白と思います。

そんな折、Appleのリクルーターからこの仕事興味ないか?という一通のメッセージが届きます。仕事内容や求められるスキルを見ると、半分くらいはこれまでの自分の経験が活かせそうでしたが、未経験のプログラミング言語や知識もあり、広い知識が求められていてフルスタックな人材を求めているような感じでした。よく自分を見つけたなぁーというのが、最初の印象でした。最初はそんな感じだったので、まずは興味があるので詳細を聞かせて下さいと返信しました。

先に言っておきますが、リクルーターの方は今回の選考を通じてもすぐに連絡を来れたり、フォローしてくれるなど、大変良い方でした。


リクルーターとの面談


LinkedInでメッセージを受け取ってから約1週間後、Skypeでリクルーターの方と面談をしました。最初は電話という話があったのですが、Face to Faceが良かったのでSkypeをお願いしました。

仕事についてはある程度隠しつつも、話せる範囲で教えてくれました。こちらからも質問する機会が多くあったので、私はこの部分は経験が無いけど、問題ないか?なども確認しました。

私としては、紹介された仕事についての詳細を教えて貰って終了の予定でしたが、半分選考を兼ねていたのかよくある面接の質問のような、自己紹介やちょっとした内容を質問をされました。全く準備はしていませんでしたが、普段英会話をやっていたということもあり、普通に内容は聞き取れていたのでその場で思ったことを回答しました。

で、最後に仕事に興味ある?と聞かれ、Appleはいつかはチャレンジしてみたい会社の一つではあったので受けてみることにしました。

この場は、Resume (履歴書) 用意してシステムから提出してねで終了となりました。


Resume (履歴書) の準備と提出


初の英語の履歴書作成でしたが、いざ作成してみると日本語の履歴書よりも圧倒的に楽で見やすく、コンパクトに仕上がっているなと思いました。年齢や住所なども書く必要もありません。

とはいえ、初経験でしたので、Zetyという海外のサービスを利用して作成しました。テンプレートが豊富で使いやすかったですが、pdf変換には課金する必要があります。また、そもそもどのようなフォーマットで何を書けばいいのかも知らなかったのですが、

software engineer resume filetype:pdf

で検索すれば参考になるよとのアドバイスを頂き、一般的なフォーマットを確認しました。

私自身、複数の会社, プロジェクトの経験があり、一つ一つの仕事を細かく書き出すと長くなるので、結果的にはとてもシンプルに分かり易いResumeになるように作成しました。

作成したResumeをシステムで登録し、リクルーターに連絡して終了です。一応、初めての英語のResumeだから自信ないよというコメントを添えて…


書類選考


リクルーターとHiring Manager (採用権限を持った上司) でレビューが行われ、書類提出の2日にはインタビュー調整のメールが来たと思います。

ここからは45分のインタビューを複数回繰り返していくことになります。また、全てのインタビューはWeb形式でした。


Hiring Managerとのインタビュー


日程的には土日を含めても数日後の割とすぐ、次はHiring Managerとのインタビューとなりました。英語前提で準備をしていましたが、相手が日本人ということもあり、終始日本語でのインタビューでした。

技術的なことはそれなりに聞かれましたが、ごく普通の内容だった気がします。リクルーターのフィードバックでは、quite positive ということでした。

次のインタビューの調整が2日後に来ました。


パネルインタビュー (5回)


外資企業では良くある形式ですね。私の都合が良い日時に合わせて、短期間で5回のインタビューが設定されました。募集しているチームのメンバーの方や組織のマネージャー、海外のメンバーなどにインタビューをして頂きました。

5回中4回は手応えがあったと思っています。

しかし、最後の最後のインタビューで出された問題の意図が良く理解出来ず (意図的なのか説明不足) 、さらに英語ということもあり、質問もろくにせずに適当な事を答えたのが良くなかったと思っています。その次に出された問題も意図がよく分かりませんでした。すごくざっくりと質問をされたので、そこらか具体的に落とし込んでいく必要があったかなと思っています。

多分、職場で普通にホワイトボード使って、普通にそれどいうこと?とか確認などのやりとりすれば出来る問題だったと思います。それくらいの内容です。それが出来なかったですね…。この辺がWeb面接でかつインタビューだから実力発揮出来ないという難しさでしょうか。英語はもちろん、場慣れが必要だと思いました。

また、このインタビューの中でとあるデータベースについての経験や知識はある?と聞かれ、「いや無いよ」と答えたのも、要因の一つでした。つまり、相手が求めるスキルと自分の経験がミスマッチしていたということですね(聞かれた募集要項にも書いてなかった気はしますが…)。


結果連絡


最後のインタビューから5日後 (土日含む) 、No-offerの連絡を頂きました。

リクルーターからのフィードバックも、プログラミングスキルは良いけど、今回はチームが求めるスキルとフィットしていなかったことが理由だと言われました。なので新しいポジションが出来たらまた繋がりたいね!とこのとで終わり!


まとめ


サクサクと選考が進みましたが、Web面接は日時を調整し易いというメリットがある一方で、技術面接としてはホワイトボードやジェスチャーを使えない分、オンサイトでインタビュー受けるよりも難しさがあると思いました。

良い経験を有り難うございました。3週間程度でしたが、とても貴重な経験でした。


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